何だろう……、穴があったら入りたい。
今日をもって 8 月が終わる。そんな時に、私は穴があったら入りたいと思っている。
正直に言います。今回ノベルゲームを作りましたが、すごい恥ずかしいです。
誰にも見て欲しくない。嘘、見てほしい。でも、誰にも見て欲しくないのは本当。
なぜか?そりゃあ、あれよ。語彙力とか、色んなやつがかなりやばいからよ。
良いじゃんか。一生懸命やったんだから。
いや、もちろん、一生懸命って感じのクオリティではないよ?
自己満足のかたまりだよ?でも、良いじゃんか、堂々としてれば。
それなのに、なんだ、このむずがゆさは……。
髪の毛がかゆい。背中がかゆい。足がかゆい。早く風呂に入りたい。あ、不潔なだけだこれ。
恐ろしい……、何が恐ろしいって、さきほどノベコレさんにアップロードしたばかりで、まだ公開すらされてないことが恐ろしい。
公開されちゃうよ?どうすんの?発狂すんの?しないの?
特に、今回はやばい。そう遠くないうちに、「透明人間彼女」というゲームが公開されるだろう。
それは私の書いたものだ。これが特にやばい。
何がやばいかって、すごい気持ち込めちゃった。込めちゃったよ!!どうすんだよこれ!!まじで気持ち悪い!!オーボエア、げろげろ、イエア。(ハイタッチ。いやハイタッチすんな。)
なんでこんなことになった?昨年は何ともなかったはずだ。なんだ?この不安は。
声にならない叫びとなってこみ上げる?
なんだ?谷川俊太郎さんの「春に」か?
ちなみに昨年は「告白するまで@1 分!」というのを作った。アレとコレとで、何がそんなに違う?
まぁあれは文章書いてないからな……。最初から拙い文書、低い創作力を前提としているというか。そういう安心感はあったな。
でも、そうか。少しわかってしまった。私は今回、心の恥部をさらけ出しているのだ。
無論、登場人物と自分を重ねたりはしていない。自分が書いたので、VOID の人格を幾らかは継承してるに違いないだろう。それでも、主人公の田久哉くんは私とは違いすぎている。
じゃあ、心の恥部とは何なのか。
それは保険なしの「私はこういうのが大好き。」だ。言ってしまえば、趣味嗜好というよりもっと内部的な、性癖に近いものだ。前田葉太郎もびっくりである。
私は今回、あろうかとか大事な大事な「大好き!ちゅきちゅき!」を瓶詰めして、梱包して、電子の海に放り出そうとしてるのだ。
「ちゅきちゅき大ちゅき」をばらまくこと、これがいかに変態的行為であるか。
誰にでもわかるように、例えよう。そうだな。
例えば。
「あの、すみません皆さん!聞いてください!少しだけお時間をください!」
「少しだけお時間を使って……。」
私のおしりの穴を見てくださいっ!!!
これである。
どうですか!?私のおしりの穴は!?感想はありますか!?
である。
どうですか!?じゃねーよ。
そういうことなのだ。今完全に理解した。
私は尻穴を見られるが故、その行為自体をこんなに恥ずかしがっているのだ。
それは決して、尻穴のクオリティの話ではないということだ。
いや、尻穴のクオリティってなんだよ。
あと前田葉太郎って誰だよ。
あとがき
というわけで、今の気持ちを書きなぐりました。 もしかすると、私はようやくゲーム制作者としてスタートラインに立ったのかもしれません。 30 日~ 31 日で徹夜してそのまま書いてるため、変なテンションのキモ人間に見えるかもしれませんが、普段は礼儀正しく義理深い日本人英国紳士です。 お見逃しいただきたく。